音声のカタログ

2011.11.07

最も歴史が古いのが玩具メーカー、トミーの「トミー声のカタログ」。年一回、年末の発行で、物語仕立てで新製品十数点を紹介する構成となっている。二〇〇二年版で通巻十七巻となる。ソニーは「聞くカタログCD版」を年三回発行。期問中に発売された百点前後の新製品を収録。新版が出るたびに定期的に送付するサービスも行っている。家庭用品メーカー大手のライオンと花王はそれぞれ、長時間録音の国際規格であるDAISY(デイジー)規格で収録したCD(厳密にはCD−ROM)版の製品カタログを発行している。花王は「商品と暮らしの花王ボイスガイド」、ライオンは「ライオン製品カタログ」で、ライオンの場合は同じ内容の大活字版、点字版、FD(フロッピーディスク)版を発行、「フルライン」で提供し、消費者が好きなメディアを選択できるようにしている。ちなみに、デイジー規格では1枚のCD−ROMに最長五十三時間もの録音が可能で、再生・録音機としては現在、プレクスターから、国産の「プレクストーク」(再生専用)と「プレクストーク・ポータブル・レコーダー」(録音・編集・再生)の二機種が発売されている。ほかにも、メルコムからはカナダ製の「ビクタリーダー・クラシック」「同プロ」(いずれも再生専用)が輸入販売されている。