紙の白色度

2011.09.23

再生品といえば、再考を要する問題がほかにもいくつかある。例えば再生コピー紙を見ると、その白さ、つまり白色度が八〇のものは、七〇のものに比べてコストはかなりアップする。紙を白く晒すために薬品を使うからだ。また白色度七〇の再生コピー紙だと原料としての古紙は新聞紙でよいのだが、八〇となると上質古紙を使わねばならなくなる。また、こうした薬品、つまり塩素などの漂白剤を多量に使う紙を焼却するのは、環境への負荷という点から見て決してよくはないし、価格もそれだけ高くなる。リサイクル品は高いとしばしばいわれるが、その要因の一つは、結果的には高くつく製品を選んできた消費者サイドにも見出されるのである。