就職対策のためのセミナーを開催

2011.03.30

就職対策のためのセミナーを開催するのは、一月か二月頃が多い。大学の就職部が主体となり、まず三年生を対象にしたセミナーをしてもらう機会を作る。授業とは異なり、就職セミナーへの参加は学生の義務ではない。にもかかわらず、就職セミナーや企業説明会のためには、数百人収容可能な大教室が満杯となり、学生たちは、熱心にメモをとり質問をする。通常の講義では、ほとんどみられないほどの熱意が感じられる。少子化にともなういわゆる「大学冬の時代」を控え、学生の就職状況については大学側も近年非常に神経質になっている。そのため、どの大学も、就職説明会、企業説明会、業界説明会などに、相当の力をいれている。有名大学への進学率が高校の評価を決めるほどの影響力はないものの、就職状況が大学のステイタスの一種のバロメータになりつつあることは事実である。「卒業生についてはPL(製造物責任)がある」という言葉もあながち冗談ではないのである。そのため、男女別セミナー、適性検査、さまざまな業界別の業界セミナーなどが、競うように問催される。自分の所属大学のみならず、他大学で開催されるセミナーにまで学生がもぐりこんで参加することさえあるくらいである。春の訪れとともに学生は真剣さを増し、就職部に日参して企業についての資料を検討するようになる。
[参考情報]
マスコミの就職に有利な大学