今、注目のコインパーキングについて

2011.06.13

焼け石に水であるから、国の政策で抜本的な改善を施し、駐車場確保をする必要があるわけだが、これもただつくればいいというものではない。「それがこの問題の根本的なむずかしさです。どんなにいい駐車場でも、目的地から一五〇メートル、二〇〇メートル離れたら用をなしません。最長距離でも、二〇〇メートル以内の人を対象にした駐車場づくりが求められる。これは宿命なのです。たとえば、公共駐車場を設けたはいいが、土日は満杯になっても、ウィークデーはカラカラという例がたくさんあります。ただ、つくればいいというものではないのですね」(専門家)どうすればいいか。民間の力で、一〇〇メートルおきにこまめに駐車場をつくればいいが、市街地においては現実的に不可能である。市街地は官にまかせ、民間は住宅地域、職住接近地域などに力を入れたらどうか、というのが専門家の考え方だ。「ただし、これは国民運動的にやらないと、できない相談です。税金をかけたら成立しません。かりに好意であっても、何がしかの収入をあげたとたん税金問題がでてくるようでは、山手線の内側に個人で住んでいるような人は、絶対に土地を提供しません。累進課税になれば、永久に土地の供出など望めないですよ。税金問題も含め抜本的改革をしないかぎり、駐車場は増えないでしょう」駐車場にするなら保有税を免除するということになれば、手をあげる人もでてくるかもしれない。かつて、立体駐車場をつくるなら保有税を免除するというので、供給過剰になった実例もあるほどだ。「結果的には供給過剰になったけれど、一応の成功は収めたのです。用地の提供を求めるなら、それくらいのことをしなければ膠着状態は変わりません。駐車場経営はそれほど採算の合う仕事ではないですから、税金面で有利になるという具体的な例を示さなければ、民間は動かないでしょう」完全無人化の駐車場管理システムができても、それをあてはめる地面がないかぎり、これは稼働していかない。産業になり得る要素はあっても、基盤を整理して土壌を耕していかないと、円滑に動いていかないだろう。「駐車場問題は、官民および関係者が、真剣になって考えなければならない時期にさしかかっています」(専門家)そうでなければ、せっかくの駐車場革命も宝のもちぐされになる。大所高所に立った考え方が必要とされているのだ。

株式会社ユアー・パーキングのコインパーキング
http://www.ypark.co.jp/
サンコー・コミュニティ株式会社の駐車場メンテナンス
http://www.sanko-c.jp/