東京市場はバブルの後始末の中で空洞化傾向、世界市場でのプレゼンスの低下という厳しい現実に対処せざるを得ない状況が続いています。しかし日本経済の大きさや、個人の金融資産の大きさを考えれば的確な政策と市場関係者の努力で、東京市場を国際的市場としてさらに発展させることは十分可能だと考えられます。ビッグバンを受けて、例えば国内では個人による外貨預金や外貨建て投信が最近は非常に増えてきています。また日本の商法改正などで海外からのM&Aも増えています。今後も自由な市場の活動の枠組みを整え、世界の資本の流れを東京市場に取り込む努力が肝要となります。外国為替のリスクは、企業の持つ外貨建て債権・債務の金額であるエクスポージャーの大きさと、為替相場の変動の大きさに左右されます。●企業が抱える為替リスクには、為替換算リスク、為替取引リスク、為替経済性リスクがあります。●為替リスク管理のための指針を定め、その中で為替リスクの定義や、計測方法、報告、責任部署の権限などについて定めておくことが必要です。●為替りスクヘの対応手段として、企業内での対応、そして市場性商品の利用があげられます。